手の腱鞘炎

手の腱鞘炎の根本的な原因は、腰や股関節の柔軟性の欠如にあります。

どうしても痛い個所に目を向けてしまいがちですが、原因は患部から遠い所にあります。

手の腱鞘炎を考える時は、肩甲骨の柔軟性、背骨の柔軟性、胸郭の柔軟性、骨盤や仙腸関節の柔軟性、股関節の柔軟性から目を背けることは出来ません。

全ての関節の柔軟性の欠如が手首に現れているものと思って下さい。
湿布を貼る事は、一時的な症状改善には良いと思いますが、症状は全身的です。 手首の使い過ぎと単純に思いがちですが、手首だけで作業をしている訳ではありません。 どんな作業であれ、全身の連動性を使って一つの作業をしているのですから局所症状であれ全身を診るのが大切なのです。

「筋骨格治療、内臓治療、頭蓋骨治療と柔軟体操」をバランスよく施すことで 本来の柔軟性に富んだしなやかな身体に戻し「手の腱鞘炎」を感じない身体を目指します。